2008年8月20日水曜日

高齢者の痛みアセスメント

 American Jounal of Nursing(June 2008)に高齢者を対象とした痛みのアセスメントに関する記事が載っていたので簡単に紹介して置きます。 高齢者を対象とした研究によると、65才以上の地域住民の25-50%、また施設入所者の45-80%の人に痛みがある状態であった。 痛みがあることで歩行が困難になったり、社会参加の機会が減少する。 高齢者は痛みを控えめに表現したり、言わなかったりする傾向がある。 また、言うことが出来ない場合もある。 痛みに対する生物学的測定方法はないが、測定方法はいくつかある。 このうち表情による痛み測定は認知障害のある人や、言葉で表現できない人に適している。 表情による痛み測定(FPS-R)は顔の表情を笑顔を痛みなし(0)として、顔を歪め口を開けて叫びたい険しい表情を最強の痛み(10)とする。 この間を2,4,6,8と表情によって分けている。
(図を入れられないのが残念)

2008年5月2日金曜日

高齢者のうつ度測定

高齢者のうつ度測定(簡略式)について紹介します。(American Journal of Nursing Oct. 2007 から)

次の質問(最近感じていること)についてあっている方を選んでください。
 1.自分の生活に基本的に満足している。  はい/(いいえ)
 2.活動や趣味をいくつかやめた。  (はい)/いいえ
 3.自分の人生を空しいと感じる。  (はい)/いいえ
 4.どきどき飽き飽きする。  (はい)/いいえ
 5.いつも精神的に良い状態だ。  はい/(いいえ)
 6.何か悪いことが起きる予感がする。  (はい)/いいえ
 7.いつも幸せを感じている。  はい/(いいえ)
 8.時々救われないと感じる。  (はい)/いいえ
 9.外出したり新しいことをするより、家にいたい。  (はい)/いいえ
10.他の人より記憶が悪いと思う。  (はい)/いいえ
11.今生きていることが素晴らしと思う。  はい/(いいえ)
12.自分の生き方は価値がない。  (はい)/いいえ
13.活気を感じる。  はい/(いいえ)
14.希望がない。  (はい)/いいえ
15.他の人は自分より順調だと思う。  (はい)/いいえ

( )内の答えはうつ状態を示唆し、1点となります。
5点以上はうつの可能性があり、10点以上はいつもうつ状態と考えられます。
5点以上の場合は専門的検査をお勧め致します。

2008年1月15日火曜日

サンフランシスコ

サンフランシスコ(U.S.ニュース Oct. 2007から)
多数の人々はサンフランシスコは物価は高いし、騒音はあるし、人々が多すぎるから定年後に住む場所とは考えていない。 ところがアレン(71歳)にとってそんなことは全然気にならない。子供の頃からニューヨークに住んでいたので来春引っ越してくる予定だ。 定年で教職を去った後、妻と静かで緑あふれた、定年後の理想地と思われているカリー(N.C.)へ移り住んでいた。しかしアレンにとってそこは余りにも静かで飽き飽きしてしまい、自分にあった相応しい場所を探すことにした。 娘と孫が住んでいるサンフランシスコは身内がいて、活気もあり丁度よかった。 サンフランシスコの不動産会社のジャネットは高齢者の多くは郊外の生活に飽きてきていると言うし、他にも人々は都会の冒険を欲していると言う人もいる。 今年サンフランシスコに移り住んだグロスマン夫婦はコンサートや美術館、その他の名所にも歩いて行かれるし、ゴールデンゲイトへ自転車でも行かれると気に入っている。